議員マニフェスト2015 高橋しんすけ まずは政治家の定義から。まず辞書を見てみますと せいじか【政治家】 1 政治を職業とし、専門的にこれに携わる人。議会の議員をさしていうことが多い。 2 もめごとの調整や駆け引きのうまい人。「あの人はなかなかの―だ」 多くはこのような書き方で実体がよくわかりません。それに「1」は国会議員のことです。これでは地方議員も政治家と錯覚してしまいます。 あるベテランのジャーナリストのお話では、現実の政治家とは与党の衆議院議員で、それも役付のベテラン議員(党の役付き、及び首相や大臣など)と、知事、市長、町長、村長の首長を指すそうです。間違っても野党議員や地方議員ではないとのことです。 それは、この国では国会議員は議院内閣制で与党から総理大臣や各省庁の大臣を占めることが出来、また、地方政治は二元代表制(大統領制)で首長が予算提案権と執行権、及び人事権を持っているからです。 日本は、国と地方で制度がまったく違うことに注意する必要があります。 故に、政治家とは何らかの権力を持っている方、具体的には政策実現能力がある方ともいえるでしょう。とするなら、何の権力もない地方議員は単なる審議機関員(議員)にすぎません。 さて、選挙となりました。市議会議員選挙では、アレやります、やりました。コレもやります、やりました。という表現が適切でないことが分かります。候補者は地方議員の本当の仕事が分からないことを良いことに有権者に根拠のない期待を抱かせて選挙を行なっているともいえます。 そこで私の議員マニフェスト2015です。 まずは選挙公報の内容から(顔写真がないだけです) 嫌われても改革! そして ★みんなの党の解党後、以前の無所属 改革市民に戻りました。今回、長年の改革姿勢を評価していただき大阪維新の会、中司宏後援会、江口克彦参議院議員から推薦をいただきました。 ★少子高齢化と人口減少が進む中、自立基本の行政哲学のもと、財政基盤の強化・既得権の排除・民営化の推進で、自治体と議会のランクアップに努め「嫌われても改革」を貫き、安心・安全・活力あるまちづくりを進めます。 ★身を切る改革として、市長や議員を含む全ての公務員人件費の削減を進め、優秀な人材確保のためメリハリのある給与・報酬制度を構築します。 ★ 改革道半ば、まだ私を市政改革に必要だとお考えいただけるなら、是非とも清き1票を私に投じて下さい。安心と活力に満ちた枚方をめざし全力で頑張ります! ★ 過去4回の選挙同様、今回も「たった1人の選挙」で頑張ります! 後援会・支援グループ・名簿もない私を、4期16年にわたり議員活動の機会を与えていただき有権者の皆様に深く感謝すると共に、次期の活動でも変わらぬ信念の活動をお約束いたします。 詳しくはホームページにある「議員マニフェスト2015」をご参照ください。 http://www.kiku-sakura.net プロフィール 1953年生まれ 佛教大学卒 京都信用金庫に10年勤務後、京都の伝統産業に従事 市民オンブズマンを経て1999年から市議会議員 市監査委員 第66代副議長 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 以上が選挙公報の内容です。
政治について 2015.02.13 PM 3:50 (金) 政治1 情・利・理について 私の思いは一つです。個人の事情を優先するのではなく、改革方向の志を持った方と共に住民に取って安心安全で健全な自治体運営を実行することです。 とは言え、ピュアな「志」だけですと学生とあまり変わりません。この政治の世界で志だけでは通用しないことも事実です。みんなの党を代表をされていた渡辺善美さんの失敗に学ばなければなりません。 5日の日記で少し触れましたが、市町村トップセミナーの講師であった田﨑史郎さんがこのように発言されていました。 政治は政治家(国会議員)という人間の営みである。 政治家の判断基準は次の3つである。 情→世話になったか、なっていないか。 利→自分にとって損か得か。 理→正しいかそうでないか。 この情・利・理で行動するのが政治家の行動原理であり、その配分は情と利が50%、理が50%であると。 まあ、原理主義では政治家は務まらないと言うことです。政治関係の本を読むとこれに似たことは多くの本で記載されています。 そこで単なる地方議員の私は、改革を進めるにあたって「利」と、「利」が絡む「情」の部分を切り取って、単なる「情」と「理」の政治を目指したわけです。 その配分は以外と思われるかも知れませんが、私は情70%、理30%ぐらいです。 また「利」で難しいのは、目前の選挙で「利」にならない人も、別の選挙では「利」になることもあり、まずは「敵を作らない」ということが基本となります。 1期目の私は配分が逆転していました。結果はうまくいきません。2期目ぐらいから修正をかけ3期目で現在の配分にしたところ議員どうしの関係も改革系の案件も折衷案的ではありましたが前に進めることが出来るようになりました。 20年前、多くの市民派議員が誕生しましたが、成果なくお辞めになった方が多いのですが、ご自身の原理主義が自らの壁になったように感じます。 政治は人間の営みである以上、常に流動的となります。「志」の原点を中心に据えながらも臨機応変に処していかねばなりません。 日々、ミリ単位の調整に励みながら改革に向けて頑張ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.02.14 PM 5:50 (土) 政治2 議員に相談?について 昨日、政治について触れましたのでその続きを。 昨日の日記の最後のほうで「自らの原理主義(自らの思想信条)が自らの壁になる」と記しました。 人間の心情として多くの無所属(市民派)議員は選挙の不安に駆られ、また支持を拡大しようとして従来型の政治活動に走ります。 2期目だったか3期目だったか忘れましたが私も従来型の活動も必要と考え、市民に繋がり、従来型政治にとって必要な「名簿」の作成に着手しようとしたことがあります。 集まりに顔を出すと、まあ様々な相談が出てきます。本来、役所の窓口で対応できることも「議員に相談」となります。もっとも相談される市民に悪気はありません。 その中には「改革」とは逆ベクトルのお願いもあります。話された方の顔が浮かびます。 私は段々と行政にストレートな物言いが出来にくくなるのを感じました。・・・で、しばらくして初心に戻りました。 私の初心とは4年の任期で終える覚悟です。選挙には「それでも良かったら再任して下さい」という姿勢です。新しい選挙レス選挙の覚悟です。 私たち改革市民派の多くは無党派中心の納税系市民から付託されています。この方達は厳しい仕事や子育てや家庭問題で手一杯の方々です。 そのような中で文句を言わず納税されている方々です。物言えぬその方々の代弁者なのです。 議員自身の所得(生活)や自身の子育て、家庭問題で選挙を考えると本末転倒となります。よって、議員になって16年たっても名簿はありません。無名の方々の代弁ですので。・・・これが初心です。 そこで、昨日の情・利・理に繫がってきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 市民派の会派運営について さて、昨日の続きです。 組織・団体や動いていただける支持者が少ない無所属改革系の市民議員にとっては、多くは少数派ですので議会での力も、選挙での力も少ないのが当然です。 まして、「改革」という大括りでは同じ方向でも、党という綱領や規則がない無所属の方々は、様々なお考えがあり、また、それなりの信念で活動されています。早い話、バラバラが基本となります。 この状態を議会の中でまとめるのが会派運営です。 バラバラが基本のメンバーとどのように足並みを揃えるかは軍事的には夜間の艦隊運用と似ています。夜間、レーダーや無線も使わずに艦隊を進めるには?です。 会派内でもっとも重要なのが情報共有です。次に自分自身の情報公開。そして対外的には環境醸成です。 会派内では私が何を考え、どの方向に行こうとしているかを明確に周辺に伝えます。メンバーも同じです。メンバーの本音を大切にしながら議会内でどのように進むかなどの情報共有につとめます。 メンバーそれぞれ生まれも育ちも考え方も選挙法も違いますので、時にはつばが飛び合うほどの議論をしますが、大括りの改革方向ならば妥協していきます。100点ではなく30点でも進めるということです。
個人の思惑を一人でも隠していると不信感となりバラバラとなります。後援会や同窓会、支援者の声、地域の声などをお持ちの方は「ココだけの話」でそのメンバーの限界点を確認します。 だから案件によっては30点でも妥協します。バラバラになると、非改革でまとまっているところに主導権が渡り、改革が足踏みしてしまうおそれがあるからです。 無所属の会派がまとまるのは容易ではありませんが、ミリ単位の調整は議会制民主主義の必須で有るように思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.02.16 PM 6:30 (月) 政治4 よそ者・若者・ばか者について さて、「政治」の続きです。 皆さんは、「よそ者、若者、ばか者」という言葉はお聞きになっていることと思います。この言葉は閉塞状況におかれた地域興しなどでそのような人材により突破口的必要というニュアンスで使われたりします。 逆に「うち者」の場合、生まれてから高校ぐらいまでその地にいた方を指すようです。地域の人脈や地元を精通しておられる方ですね。但し、前例踏襲、言葉を換えると保守的なわけです。 この「よそ者云々」の言葉の裏には成功以上に失敗が隠されているのですが、例え成功しても一点突破が全面展開にいたらず中途半端に終わることも多々あります。 しかし、閉塞状況の突破など、ある局面では有効な人材であることには違いなく、議会改革や選挙手法においても同様です。 言葉の意味ですが、「よそ者」は外から入ってしがらみが少なく、とらわれることなく第三者の視点をもつこと、「若者」はエネルギッシュで活動的なこと、「ばか者」は慣習にとらわれずアイデアを思いつき一本気に進むことを指すようです。 会派内で見ると私と池上議員が「よそ者」、木村議員は地元生まれ学校も地元で「うち者」ですが途中海外生活があったので「よそ者」的発想、鍜治谷議員、岡澤議員、清水議員、岩本議員が「うち者」です。 改革の志を維持することは地元で生まれ育った方には大変なリスクがあります。まわりの人にも不利を合意していただく案件が多数に及ぶからです。 「うち者」の人は「改革」を行なうこと自体がストレスとなっていきますので、それを防ぐには「ばか者」にもなることですが、これが難しいと感じます。 とりわけ「うち者」の議員のまわりは、「議員」自体が少ないはずなので、議員のまわりは親衛隊化していきます。議員本人は改革のストレスの中で「うち者」グループや親衛隊の中でのみ気を許せることとなります。 グループの中では、議員本人の資質に関係なく、次は府会議員に、次は市長に、次は国会議員になどと語られるので精確な情報分析などが疎かになり操船の妨げになるわけです。 と言っても多くの改革系議員は地元にも関係し、名簿や支援グループもお作りのようです。ハイブリッドされています。 時間がなくなりました。「改革」を行なうことは、それ自体がリスクであり、また、ストレスであるということで多くの議員は避け、住民の皆さんに喜んでもらえる行動に走ります。 日本(ギリシャも含め多くの世界も)ではその事で選挙も有利に戦え、住民も喜びますが、借金は増えていきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.02.17 PM 6:50 (火) 政治5 地盤・看板・鞄と市民派選挙について 昨晩、とあるところで報告日記の「政治」は面白いねというご意見をいただきました。 「豚もおだてりゃ木に登る」で、早速、続きを。 昨日は、「よそ者、若者、ばか者」でしたので、今回は「地盤、看板、鞄」いわゆる三バンについて。 概略はリンクをご参照下さい。ということで、これで終われませんので・・・ 20年前、阪神淡路大震災が発生し、出馬の動機になったことはHP内のプロフィールで述べております。 結局、1995年の選挙は震災直後の選挙であったことから準備できず出馬を断念し、99年の選挙で当選させていただくのですが、私にとって最大の懸念は95年に初当選され、私の家から300メートル離れたところにおられる池上典子議員でした。 97年頃から仕事の行き帰りに樟葉駅で駅前報告を始めます。そのころ散々「地盤、看板、鞄もなしに枚方ではとうらんで」とそこかしこからいわれました。当時の議員定数は36名、最低2200票ぐらいで当選できた時代でした。 「地盤、看板、鞄」のない選挙は、いわゆる「市民派選挙」なのですが、20年前、枚方において市民派選挙で初めて当選されたのがご近所の池上典子議員でした。それも上位当選です。 一期遅れての出馬となる私は、池上議員が最大のライバルとなってしまったわけです。おまけに市民派は左派系が多かったのですが、私と池上さんは既得権改革や行財政改革など方向性もほぼ同じ。 私は方向性が同じ者が立候補する場合、足の引っ張り合いではなくダブル当選を目指せ!と前向きになれるのも、熾烈な選挙を経験し、選挙ではライバル!仕事では同志!という関係が構築できたからだと思っています。 同一地域での棲み分けをいかに行なうかについては普通の市民の方にはあまり関係がないので割愛します。 私の好きなミリ単位での調整という言葉も私が職人でもあったからと言うことよりも、池上議員との住み分けに苦労したことによります。 もっとも棲み分けは、池上議員は一期先輩でもあり、学年も1年上でしたので我関知せずでした。よって私が勝手に自主規制していることによります。トホホホ・・・ 今日もこれから用事があるので本日はこの程度にて。褒めていただいたらまた書きますね。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.02.19 PM 7:40 (木) 政治6 市長と議員の「私がやりました」について さて、「政治」シリーズです。昨日、この件で「面白いです云々」というお手紙まで頂戴いたしました。フェイスブック優勢の中で個人のホームページは劣勢に立たされていますが、選挙も同じ構図です。私はS28年式と旧式ですが改革に向けて頑張ります。 前回は、「地盤、看板、鞄」でした。リンク先の内容も面白いですね。今回は「首長(市長)と議員(市議)」です。 市長は行政組織のトップに位置し予算編成権も執行権もお持ちで自治体では最高権力者と言って間違い有りません。ですから権力の主権者(住民)チェックのため、4年に一度強制的に選挙でチェックされます。 議会・議員は4年間、最高権力者の暴走を食い止めたり、行政の不足部分をチェックし修正したりいたします。行政全般の最終意志決定機関としての役割を持ち、これも4年に一度、各地域から選挙により選ばれます。 ここまでで多くの有権者の方は次の疑問を感じられたことがあると思います。 市長にお願いすれば実現の可能性が高まることは理解されると思いますが、議員にお願いして実現するのか?ということです。 これはお願いの内容にもよりますが、議員には人事権も執行権もなく、単なる審議員でしかありませんので、市長を介してしか実現の可能性はほとんどありません。 選挙が近づくと良く聞くようになる「アレやりました」、「コレやりました」は不当表示と言われかねません。唯一そういえるのは最高権力者の市長だけです。 行政は様々な計画を議会議決を得ながら執行していきますし、不足分は補正予算などで対応します。議会による指摘もご自分にとって有利と判断されたら手続きに則って執行されます。 また議員発議の場合も一人では力とならず、常に過半数を獲得しなければ実現しません。 議員が有権者に対して正確に言えることは、「私はこの方向で、又は、この立場で審議します」とか「市長与党?として有利に運びます」とかで、「私がやりました」はあり得ないのです。 具体的には、選挙が近づくと「水害対策やりました」や「組合と闘ったのは我が党です」とか「地域活性化しました」とか、様々な「やりました。実現しました」が氾濫すると思いますが気をつけていただきたいです。 また形容詞も氾濫します。たとえばチラシなどに「暖かい街、ふれあい、やさしい、豊かな、平和な、元気な、願いの実現、皆様の声を、安心の」などなど・・・この中には私も使う文字があります。 しかし、議員は審議員であり、その方向で審議活動しますというのがより正確な言い方になります。 ここで、すいません。選挙における公認と推薦の違いや議員報酬、野々村県議で一躍有名になった政務調査費など市民の方にとってわかりにくいことも触れたかったのですが・・・今日はいろいろありまして頭が疲れてきました。 本日はこの程度にて。 また、お尋ねがあればメール等でお知らせください。検討します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.02.21 PM 6:00 (土) 政治7 公認・推薦・無所属について 昨日の厚生委員協議会は朝から午後3時40分頃まで続きました。月曜日は文教委員協議会が始まります。 先週から「政治」について記していますが、日頃から会派のメンバーには話していることです。また、私の市政報告会ではもっとざっくばらんに話しています。 そこでいつも気になっていることを一つ。 無所属の議員や市民の方にわかりにくい「公認」、「推薦」、「無所属」についてです。 まず、国会議員には無所属はほとんど無く、地方議員、とりわけ市議会、町議会、村議会では無所属が多くなります。これはこの国(憲法)においては与党、野党の政党政治だからです。 その点、比較的大きい市議会は選挙の規模も大きくなりますので国の縮図のように政党に属する議員が多いです。 しかし、小さな市議会や町村議会では無所属が多くなります。その理由は地方議会の基本となる法は地方自治法ですが、その中では政党政治の規定はなく、自治法第1条2項の趣旨を実現するため「住民の代表」としての性格が強いためです。 枚方の場合は比較的選挙の規模が大きいので、会派名を見ても政党の名を冠する会派が多く、政党に属されている議員も多くなります。 さて、本題ですが市議選挙の中で政党に属していて政党やその支部などに申請して「公認」が与えられます。公認イコール政党と同じということです。従って複数政党から「公認」を得ることはありません。 ただ政党に属していても、その政党が不人気であったりすれば公認申請しない方もおられますので、その場合は政党に属していても公認は出ません。まあ、政党に属していても申請は好きずきということです。 候補者にとって公認のメリットは、政党から選挙資金が出たり、3連ポスター(国会議員、府会議員、本人)や2連ポスター(国会議員か府会議員と本人)のポスターが選挙前に張れるなど市民に対する候補者の露出度が高まります。 また、国会議員ビラや政党ビラにも本人の写真や名前が載ります。ノボリなど選挙グッズももらえます。政党の街宣車の支援もあります。 それに何よりも選挙中の応援(国会議員や名が売れている方)があります。 その点、「推薦」は、この人は我が党の考えに近く推薦します。というだけで、原則、何の支援もありません。 選挙公報や選挙ポスター(1週間だけ指定の場所に張る公式ポスター)、自分のビラや選挙ハガキなどに「何々党推薦」というロゴを入れることが出来るだけです。 「推薦」は無所属の方に出すときもあれば、政党同士が共闘する場合、他党候補に「推薦」を出す場合もあります。 たとえば、A候補に対してみんなの党公認、維新の党推薦とかです。市長選挙の場合は広く票をもらうために候補者は「無所属」となり、多くの政党から「推薦」を出してもらうことが多いです。 そして、「無所属」はすべて自分好みで、自己責任で行なう選挙といえましょう。「推薦」はもらえればもらうというスタンスですが、その選挙区に公認候補がおられる選挙では他の候補に推薦は出ないことが一般的です。 因みに、私は3期目まで無所属選挙、4期目の前回は「みんなの党」の公認をいただきましたが、貧乏な政党でしたのでノボリが届いただけです(笑)。選挙自体はまったく無所属時代と変わりませんでした。 この4月の選挙では、みんなの党解党により古巣の無所属に戻りましたが、私の長年の改革姿勢を評価していただいて、江口克彦参議院議員と大阪維新の会さんから「推薦」をいただいています。 私の最初の選挙(16年前)では樟葉駅の駅前報告だけで選挙を通していただきました。前々回(8年前)の選挙から私の体調や理不尽な検察による大林組事件などがあり、それ以降満足な駅立ち報告が出来ていません。申し訳ありません。 今は地域にお配りする議員報告のみの片肺飛行状態が続いています。そんな私に「推薦」をしていただくのは本当にありがたいことだと思っています。感謝です。頑張ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2015.03.01 PM 4:25 (日) 政治8(最終回) 正しい議員の作り方について さて、2月13日から「政治」についてのコメントを続けてきましたが、いろいろともっと聞きたいという要望もいただいています。もっと深~いお話は文言に出来ない事もあり市政報告会で行なっておりますのでそちらで。 ただ、直接お聞きいただいた方にはお話ししましたが、シリーズ最後として一点だけ提案しておきます。 それは古い議員活動をすることなく、ハッキリ言って選挙を気にすることなく議員としての審議作業をどのように全うするかについてです。 このところ、統一地方選挙を意識したカラー刷りの高級チラシやリーフレット、そして通常の議員報告が良く入るようになりました。 その中には旧態依然とした「あれやりました、私の実績、ご要望お届けします」等の文言を散りばめたものもあれば、今までにないスマートさで、行政の何が必要でどの方向で進みますというような現代的な文書もあります。 私は当然のことながら、これからの議員は後者の方向で進んで欲しいと思っています。ただ、優秀な方なのに旧態依然型で120%の能力を発揮されている方もおられます。 それは旧型(ドブ板型)のやり方も選挙突破において過去の実績があり、現時点の多くの有権者にも大変有効だからです。ある意味、有権者がそのような議員を作ったともいえます。 そこで議員が顔つなぎ口利き行動に走ることなく100%審議作業に没頭できる環境を作ることが必要です。 実は簡単で、現在、一般職員の方が定年退職されると再任用により数年間役所で仕事をしていただいています。 その中には話し方もフットワークも行政知識も大変優秀な方も多くおられます。そのような方達で機動相談チームを何チームか作り、相談内容を迅速に処理し、結果は市長に報告し、行政は議員に報告し、条例上問題がある部分は議会発議で制定又は修正出来るようにすることです。 その事により、選挙を念頭に置いた「議員に相談」から「議員は議会活動に」に向けるのです。枚方市議会は議員定数は類似都市最低レベルですし、報酬も減額を続けていますので、僅かな予算で実行できるのではないでしょうか。・・・それに5月から通年議会もスタートします。 いかがでしょう。カネがなければ知恵と汗を出すということですが、これも有権者次第なので、なかなか議会から過半数をいただくことは難しいと思いますが、ならば市長から提案することは有効と思います。 2015.03.22 PM 5:15 (日) 政治9(追加) A: 枚方の議員はすべて良識ある人々によって構成されております。(私もその一人?) 1.政党、又は団体の理念と政策実現型 (清く正しく実行あるのみ) ざっとこんなところでしょうか。で、あなたはどのようなパターンの「議員」を望まれますか? ホームページ内「Q&A」において99年(16年前)に書いています。今見返すと稚拙(今も?)なところもあり懐かしいです。 以上で「政治」シリーズは一旦終わりといたします。いろいろとご意見いただきありがとうございました。 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参考:マニフェストとは 1. 個人または団体がその方針や意図を広く多数の者に向かって知らせるための文書や演説。声明文(せいめいぶん)・宣言書(せんげんしょ)を意味する外来語。 2. 上記が転じて、選挙において政党が公約に掲げる要目を投票に先立って発表する案内書。選挙公約(せんきょこうやく)を意味する外来語。 →本項で詳述。 ※市民の意見を聞きながら共感を呼ぶ改革! |