高橋しんすけ議員報告 HOMEデータバンク2003.11.26枚方市議会臨時会議

平成15年第2回 枚方市議会臨時会議

※これは2003年11月26日一日のみの臨時会議でした。議案第34号について質疑をしました。

 

議案第34号 枚方市職員給与条例の一部改正について

何点か指摘させていただきます。

今回の給与条例の改正は、人事院勧告を受けて改正されたものですが、その額1.1%の減額ということです。私も二期目の議員ですので、わずか1.1%の減額といえども、組合交渉にあたられた担当部は大変なご苦労をされた事は想像できるのですが、一方、市民の立場、民間の立場に立ちますと、1.1%の減額ごときで大層にスルナ、フザケルナとおっしゃる市民の声が聞こえてくるのであります。........市長、聞こえますか.........

今回、住居手当を見直されました。これらを含めると、1.1%→2.4%の減額になるそうです。皆さんは「フカソウバ」という言葉をご存知ですか。(環境負荷の負荷ではなく、大阪府下の府下です)。住居手当につきましては、常々議会からも指摘をされつづけられてきた問題でしたので、今回の是正には時間がかかりすぎているものの、当局のご努力を高く評価したいと思います。が、その事が「府下相場」の一線を初めて超えたそうです。大阪府下の自治体の横並び、お手盛り談合などが「相場」だったわけです。一線を超えられたことは評価しますが、地方分権が当たり前になってきた時代に、一刻も早く人件費、給与制度見直し、枚方独自の行財政改革を進められ、強固な財政基盤にしていただきたいと要望します。

次に、管理職手当です。今回の条例改正では、職員全てに減額が適用されるのですが、管理職手当は平成12年に財政再建準用団体に転落と言われてから、15%カットが続いています。一部では、課長補佐が課長を年収で上回る例もあると聞いています。民間では管理職と言われる人は年収で2,3割以上格差があって当たり前なわけです。私は、管理職の方々の働く士気にかかわると思うのですが。年収格差をつける為にも、管理職に対して何らかの処置が必要な時期だと考えますので、市長におかれましては管理職に対する善処をお願いします。

以上、おたずねする予定でしたが全て要望といたします。

 

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