議員報告日記 09.1月〜3月まで

09.3.31 AM 10:50 (火)           役所は人事異動、私は交流移動

28日にアップしました大林組の衣笠氏の証言録に(注)を入れ、わかりやすくしました。ご参照ください。

さて、3月も最後となりました。竹内市長の下での本格的な人事異動となり、役所はざわついています。

そこで今週、私は議会日程もないので他府県の公務関係者との懇談予定を精力的に入れています。
議員控え室から発信しております報告日記は途絶えがちになりますがよろしくお願いいたします。では。

09.3.29 PM 3:00 (日)            続・カレンさんの楽しい英語教室

私は、役所でのお昼は400円のお弁当が通常です。日曜日はお弁当がないので周辺のお店で食事となります。
今日は議員になってから、ズーと気になっていたお店へ行きました。
議会も終わったので豪勢に「一力」です。・・・そうです、「いちりき」での食事なのです。

いえいえ京都祇園ではありません。枚方公園駅前の「一力食堂」です。12時半頃に入ると席はほぼ満席でした。
料金は前払い制で、どんぶり、麺類が中心のお店です。カレーうどん650円を食しました。
店の雰囲気も含め、枚方の「かもめ食堂」と言った感じかな?・・・・
ちょっと違うかな・・・だから「枚方の」としています。

一力のお店から線路を挟んで隣に、24日に紹介した「カレンさんの楽しい英語教室」があります。
何人かの方から連絡をいただきましたので再度ご紹介をしておきます。

詳細は「カレンさんの楽しい英語教室」←をクリックしていただきますとHPにリンクしていますのでよろしくお願いします。無料体験コースは大変な盛況であったそうです。場所は「迷い」とは無縁です。

       京阪枚方公園駅から歩いて10秒! 


追記:PM 5:20 昨晩、青年会議所主催で「地方分権フォーラム」が市民会館で行われました。前宮城県知事の浅野氏がコーディネーターとなり、パネリストに猪瀬直樹氏と竹内市長です。会そのものは内容のあるものでしたが、最後の会場からの質問の時間が唖然とするものでした。

ある質問者の方が質問をせず、稚拙で身勝手な自己主張を展開されました。コーディネーターの浅野氏に対して、申し訳なく思うと同時に、私は聞いていて、恥ずかしさも極まり、吐き気を感じ退出しました。
枚方では質問のルールを徹底してから質問をしていただく必要がありそうです。

09.3.28 PM 5:25 (土)               衣笠氏の証人尋問

昨日で3月議会も終わりました。質問内容については後日アップしたいと思います。

さて、久しぶりに談合事件ですが、1月16日の公判で、大林組の衣笠氏が中央図書館改修工事で談合をしたという証言がありました。これを受けて住民監査請求がおこされました。監査結果は3月24日に出されて行政側は終わりました。
今回の証言は、談合があったか無かったかは別として、伝聞証拠の極みとも思えるものなのでアップしてみました。トップページ右下「NEW」からご参考ください。

09.3.26 PM 2:40 (木)              

昨日は予算特別委員会も無事に終えました。ノートパソコンを用いての質疑も私を含めて二人となりました。

今日の午前中は消防議会、午後には議会改革懇話会があり、最終報告が議長に手渡されました。いよいよ明日が議会最終日となります。

09.3.24 PM 3:05 (火)              カレンさんの英語教室

先ほど、WBCは、延長の末、5−3で日本チームが勝ちました。イチローも大活躍でした。

さて、今日は予算特別委員会もなく、忙中閑あり状態でした。明日の質疑と討論の準備も出来ました。

ところで個人的なことですが、私は50歳を過ぎたときから、してみたいことが2つあります。それは社交ダンスと英会話です。
談合事件や景気の悪化などでなかなか希望が叶うことはありません。

しかし、英会話は近しい感じがします。と言うのも初田前議員の奥様のカレンさんが英語教室を枚方公園駅の駅前ビルに移転され、教室を始められました。私は英会話はまったくダメですので初心者のアダルトコースになります。

ただ、アダルトコースは水曜日のお昼前後だけなのでちょっと難しい。・・・結局、議員を辞めてからでないと希望は叶わない気がします。・・・そうなんです。今は市民のための仕事が最優先です。ガンバリマス。

09.3.23 PM 5:50 (月)               ネットブック

今日の予算特別委員会で、厚生、建設委員会所管分野の質疑が終わり、一般会計が全て終了しました。
明後日は特別会計と企業会計の質疑で予算特別委員会は終了です。

今日の私の質疑では、全てをノートパソコンのみで質疑をいたしました。ペースも流れるように質疑が出来たのではないかと思います。質疑内容については後日アップしたいと思います。

因みに、ノートパソコンはアスース社EeePC-S101を使用しました。いわゆるネットブックと呼ばれている安価なもので、5万円程度で購入できます。ハードディスクは無く、16ギガのSSD
(ソリッドステートドライブ)です。画面は10インチあり、パソコン本体のレスポンスが早く、また、バッテリーも5時間近くOKですので何の支障もなく質疑が出来ました。

ソフトは何も入れていません。今日はOS
(オペレーションシステム)であるWindowsXP付属のおまけソフトを使用しました。簡易な用途では充分使えるパソコンであると思います。
09.3.22 PM 3:50 (日)               偏狭

議員報告地域配布版も数日前に配り終えました。最近はポスティングを拒絶される家庭やマンション、地域によっては地域全体に出てきております。少なからず危機感を覚えております。

私は、民主主義の基本は、右であれ左であれ、好むと好まざるを問わず、意見や報告を受けることは主権者の義務であると思っています。
今は「政治」を大切にしない風潮があるように思います。良い政治を育てるのは主権者の一人一人です。エゴと個人主義が区別もなく混在しているようです。

地域配布版は24日(火)から議員控え室にも置いています。(ネット版はアップ済みです)

09.3.20 PM 4:30 (祝・金)            春分の日 

予算特別委員会も月曜と水曜で終わります。月曜の予算終了後、議会運営委員会が開かれます。
3月議会もあと1週間となりました。

09.3.18 PM 4:15 (水)

私は欠席させていただきましたが、今日は小学校の卒業式がありました。中学校での新しい生活で、よりよい思い出で満たされることを祈っています。

本日、議員報酬が支給されましたのでご報告。


支給額         669000  
(04. 7月より69万円から3%の減額669000円)

所得税            40730 
(平成19年1月分より所得税の税率見直し及び定率減税の廃止に伴い2750円安くなりました)

市府民税          59900  
(府が40%、市が60%となります)(07.6月 税源移譲により約1万円の負担アップ)

議員共済会費       99200 
(地方議員として最高額負担・これに公費約4割がプラスされて議員年金が支給されます。国会議員とは制度が異なります)
                       
(19年4月分より80600円から9300円アップ)(20年4月分より89900円から9300円アップ)
議員厚生会費        9000 
(04.4月2500円負担アップし、ここから議員駐車場代2720円を出す事に。以前の5000円から実質値下げ)

会派費
(改革市民会議)   30000  (改革市民会議の研修・旅費・図書購入・会派慶弔費等に充てます。不足は追加負担、余れば個人に返されます)

        -----------------------
以上が議会事務局から配られる明細書の引き去り記載分------------------------

議員駐車場代           0 
(02.10月より支払い。全国初徴収)(04.4月より上記の議員厚生会より支出。当時の駐車場代5000円)

国民健康保険       65000 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)
                              (内訳は年額で医療440000円.介護90000円、後期支援120000円です)


国民年金          14410 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)(07.05より13580円から14100円へ負担増)
                    
   (08.4月より310円の負担アップ)

手取額         350760 円 

※市会議員は地方公務員ですが採用試験ではなく「選挙」で選ばれ、任期4年の「特別職非常勤職員」という扱いを受ける為、「給料」ではなく、「報酬」となり、「退職金」及び「諸手当」(期末手当を除く)はありません。また、4年に一度の「選挙」については無所属の私は自費となります。
尚、別に議員に支給される「政務調査費」(月額7万円)につきましては領収書も含め、使途を公開しておりますのでホームページ内「データバンク」をご参照下さい。また、年収については源泉徴収表そのものを私は公開しております。
以上、皆様の税金からいただきました。ガンバリマス。

09.3.17 PM 5:30 (火)

予算特別委員会2日目が終了しました。今回の特別委員会運営は、総務と文教を審議する「A」日程が2日間、建設と厚生を審議する「B」日程が2日間、特別・企業会計が1日の日程です。明日は1日休みで明後日から「B」日程に入ります。

今日は委員会で初めてノートパソコンのみで質疑をいたしました。1問目の質疑はパソコンのみで行えましたが、途中からはペーパーとなりました。早急に改善し、「B」日程はすべてパソコンで行います。

09.3.14 PM 5:50 (土)

予算委員会での質疑の準備もほぼ整いました。今回は副委員長という仕事の性格上、コンパクトな質疑となりました。出来るだけスパイスを効かすように努力します。
議員報告地域配布版は今日あたりから地域配布が始まっています。

09.3.12 PM 4:10 (木)

予算委員会のヒアリングは佳境に入っています。
明日行われる公立中学校の卒業式の参加は見合わせ、ヒアリングに集中します。明日、中学校から巣立っていく生徒たちが、幸多い人生となるよう心から祈っています。

09.3.10 AM 11:30 (火)

昨日は本会議で各補正予算等が可決されました。明日は「国保と介護保険の条例の一部改正について」が厚生常任委員会に付託され審議されます。
議会では、来週から行われる予算特別委員会のヒアリングが始まっています。今回の予算特別委員会では試行として、前二日を総務と文教を、後二日を建設と厚生の審議をする予定です。このことで委員会室のスシ詰め状態が解消されるのではないかと思います。

09.3.08 PM 5:00 (日)

議員報告地域配布版23号を一足早くPDFファイルでアップしました。PDFに変換するときに原稿が少々歪みましたが、ご愛嬌ということでご容赦を。

09.3.06 PM 4:40 (金)

午前中で各派代表質問が終わりました。午後からは各派代表者会議、議会運営委員会、議会報編集委員会が相次いで開かれました。月曜日は本会議、水曜日に厚生常任委員会の付託審査が開かれます。請願は一件もありませんでした。

09.3.05 PM 1:25 (木)

2会派の代表質問は午前中で終わりました。明日は自由民主党清和会の千葉議員、自由民主党議員団の榎本議員の代表質問が予定されています。

09.3.04 PM 7:50 (水)

今日の代表質問では公明党の岡林議員、民主連合の三島議員、日本共産党の中西議員の三会派による質問が終わりました。明日は民主市民連合の河西議員、改革市民会議の池上のりこ議員が予定されています。

池上議員の質問作成も先ほど終わりました。

09.3.03 PM 7:30 (火)              雪・桃の節句

寒い桃の節句となりました。議会は代表質問に備えてヒアリングが続いています。各会派控え室の廊下には担当課の方々のためにパイプ椅子が並んでいます。明日から代表質問が始まりますが池上のりこ議員の質問は明後日です。質問は8割方出来ているようです。

私の議員報告地域配布版の原稿を印刷にまわしました。樟葉地域のポスティングは13日頃からです。それまでに池上議員の会報も配られそうです。

09.3.01 PM 5:15 (日)

議員報告地域配布版の原稿が出来て、さあこれから予算の質問に取りかかれると思っていましたが、これがなかなか進みません。
談合事件の資料整理がつかず往生しています。地域配布版で事件の結論を出せば済むと思っていましたが、過去の事件資料に目を通しているだけで5,6時間が経っています。やれやれです。・・・

09.2.25 PM 5:30 (水)

午前中に竹内市長の市政方針演説が40分にわたり述べられました。市政方針に対する各派代表質問は3月4日(水)からです。改革市民会議の代表質問(池上のりこ議員)は5日になると思います。
行財政改革についての記載が3行しかなかったことが気にかかります。

また、一般会計と各会計予算については予算特別委員会に付託されました。予算特別委員会の委員長は公明党の池上公也議員が、副委員長は推薦をいただき私が務めさせていただくことになりました。委員長を補佐し、委員長とともに特別委員会の公平、公正かつ円滑な運営に努めて参ります。予算特別委員会は3月16日からです。

午後からは「談合防止対策の構築に向けた取り組みの進捗状況について」全員協議会が開かれ報告を受けました。内容についての質疑は代表質問の中で行うこととなっています。

09.2.24 PM 7:25 (火)

議員報告地域配布版の原稿が99%できました。談合事件の特集はこれで最後とします。3月中旬配布予定です。明日からは本会議です。竹内市長の市政方針演説があります。

09.2.22 PM 4:30 (日)

議員報告地域配布版の原稿は7割方できました。今日はこれぐらいで帰ります。
明日は、午前中に市民病院の診察を受けて役所に戻り、午後3時から再び市民病院でおこなわれる市民病院事業運営審議委員会に出席です。・・・まあ・・・病院漬けということです・・・

09.2.21 PM 5:20 (土)

25日から本会議が開催されますが、昨日の夕方に竹内市長の「平成21年度市政運営方針」が議員に配られました。竹内市長が本会議冒頭で方針を述べられた後、議会各派の代表質問が行われます。改革市民会議からは池上のりこ議員が代表質問に立たれます。予算特別委員は私が務めることとなりました。

今、議員報告地域配布版締め切り待ったなし状態となっている談合事件の原稿と予算質問準備で四苦八苦の状態です。・・・
談合事件はメスの入れ具合が本当に難しい・・・・ム
・・・
09.2.19 AM 10:40 (木)                食品の裏側

昨日は各派代表者会議のあと議会運営委員会が開かれました。本会議は25日の水曜日から開催されます。

午後からは、第29回河北市議会議員合に同研修会が交野市議会主催で開かれました。講師は「食品の裏側」という本を出版された安部司氏でした。
私は本は読んでいましたが、講演は初めてです。講演は食品添加物の実技をされながら説得力のあるお話でした。なんとしても安全な中学校給食の必要性を再確認いたしました。

さて、パソコンのリカバリー後の後遺症もほぼなくなりました。しばらくはパソコンの様子を見ながら作業を続けていきます。ほんとにパソコンのリカバリー作業は苦痛です。


昨日、議員報酬が支給されましたのでご報告。


支給額         669000  
(04. 7月より69万円から3%の減額669000円)

所得税            40730 
(平成19年1月分より所得税の税率見直し及び定率減税の廃止に伴い2750円安くなりました)

市府民税          59900  
(府が40%、市が60%となります)(07.6月 税源移譲により約1万円の負担アップ)

議員共済会費       99200 
(地方議員として最高額負担・これに公費約4割がプラスされて議員年金が支給されます。国会議員とは制度が異なります)
                       
(19年4月分より80600円から9300円アップ)(20年4月分より89900円から9300円アップ)
議員厚生会費        9000 
(04.4月2500円負担アップし、ここから議員駐車場代2720円を出す事に。以前の5000円から実質値下げ)

会派費
(改革市民会議)   30000  (改革市民会議の研修・旅費・図書購入・会派慶弔費等に充てます。不足は追加負担、余れば個人に返されます)

        -----------------------
以上が議会事務局から配られる明細書の引き去り記載分------------------------

議員駐車場代           0 
(02.10月より支払い。全国初徴収)(04.4月より上記の議員厚生会より支出。当時の駐車場代5000円)

国民健康保険       65000 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)
                              (内訳は年額で医療440000円.介護90000円、後期支援120000円です)


国民年金          14410 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)(07.05より13580円から14100円へ負担増)
                    
   (08.4月より310円の負担アップ)

手取額         350760 円 

※市会議員は地方公務員ですが採用試験ではなく「選挙」で選ばれ、任期4年の「特別職非常勤職員」という扱いを受ける為、「給料」ではなく、「報酬」となり、「退職金」及び「諸手当」(期末手当を除く)はありません。また、4年に一度の「選挙」については無所属の私は自費となります。
尚、別に議員に支給される「政務調査費」(月額7万円)につきましては領収書も含め、使途を公開しておりますのでホームページ内「データバンク」をご参照下さい。また、年収については源泉徴収表そのものを私は公開しております。
以上、皆様の税金からいただきました。ガンバリマス。

09.2.16 PM 11:15 (月)                寒さ戻る

役所に置いているパソコン(ビスタ)が、更新ファイルのアップデートが出来なくなり、久しぶりにリカバリー
(OSの入れ直し)をしました。今、自宅に戻り、自宅のパソコン(XP)からアップしています。帰るときには雪が舞っていました。

ウィンドウズ95や98の時には大変な作業となるリカバリーを何度かしました。XPになってからは一度もリカバリーをせずにすみました。
しかし、ビスタにしてから約半年でアップデートが出来なくなり、セキュリティの心配も出てきましたので、「パソコンの神様」ことTMランドの中村さんに出動をお願いしました。
まだアプリケーションソフトのインストールと設定が出来ていません。明日も作業を持ち越しです。

09.2.14 AM 11:10 (土)                 老朽化

朝から談合事件関係の資料の整理をしていますが、・・・議員控え室に入るとカーペットに「シミ」が・・・昨晩の風雨
(春一番)がよほどきつかったのか雨漏りです。パソコンは無事でした。本庁舎の建て替えは夢のまた夢ですので、この状態で頑張るしかありません。控え室で傘さして仕事をする事態にまでは至っていませんのでご心配なく。

私も55歳を過ぎ、二昔前なら定年。昨年は前立腺でアウトになり、私の大事なお勤めの一つである駅前報告を休むなど老朽化を感じております。人生で生老病死は避けられないと認識しつつも、歪むことなく真っ直ぐに若者のように進んでいこうと、シミを眺めつつしんみりと感じているところです。

09.2.12 PM 2:10 (木)

総務委員協議会が12時40分頃まで開かれていました。3時からは市民病院の事業運営審議委員会があり、その後、集会に参加の予定です。

09.2.11 PM 3:45 (水)                交流会

昨日は午前中の各派代表者会議で、昨今の経済状態から、一般職員と特別職の給与が削減されることにより、議員報酬削減について議長一任とすることが提案されました。また、地方議員年金についても危機的な状態にあることなどが報告されました。
午後からは「公立病院改革と医療経営」についての研修に参加しました。

各委員会の正副委員長によるヒアリングも終わり、明日から委員協議会が始まります。実質の3月議会が始まっています。

昨晩、神戸市の議会会派と会派交流会を三ノ宮で行いました。神戸の議員さんは、大手デパートの宣伝部で仕事をされていた方やサンテレビの元キャスター、京大卒のバリバリの若手、教育大から教員経験を経て議員になられている方など多士済々で、フランクな方が多く、最も気さくに話が出来る方ばかりです。私はそういう神戸の連中が大好きです。
ある議員が、自分たちの年金も上手く処理できないのに国の年金なんか上手くいくはずがないですよね・・・と、ふと漏らされ事が印象に残りました。みんなと固い握手をして別れました。

今、小堀氏と初田氏の弁護側最終弁論のメモと資料の整理をしています。要点をアップ出来るまでしばらく時間がかかりそうです。

09.2.9 AM 10:25 (月)             小堀氏と初田氏の言葉

昨晩、自宅に戻ってから、2月2日の公判結審において小堀前副市長と初田元府議の肉声で語られた部分をまとめました。少し、寝不足でボーとしながらまとめましたので微妙な違いがあればご指摘ください。

まずは小堀氏から、

                             意見陳述

 私は、40年以上枚方市政のために全力を傾注してまいりました。それは生まれ育った、そして今後一生を終える地となるであろうこの枚方市が少しでも良くなればこそと思ってのものです。私だけではなく、先祖代々枚方市に居を構え、私の子供達をも含めて、枚方市のお世話になってます。

 私は、枚方市に仕える身として、職務に励んでおり、公務員としてのあり方についても人一倍自分を律してきましたし、未だかつて公務員として、更に言えば人として恥じるような行為は一切しておりません。

 枚方市の公共工事に関して、警察官という身分を悪用して私腹を肥やすような人物は、枚方市の一市民としても、到底、許すことは出来ませんが、私は、そのような人物の犯罪に加担しているなどと嘘まで言われ、捜査、公判に引きずり込まれました。その悔しさはとても言葉で表現できるようなものではありません。

 また、取調べに際して、担当検察官から受けた仕打ちも悔しさと屈辱に満ちたものでした。私が一貫して談合への関与を否定しているにも関わらず、私が容疑を認めているかの報道が為されるなど、私の預り知らないところで事件が作り上げられており、私にとって全く理解できないことばかりでした。

 このような理不尽かつ人権侵害も甚だしい取調べにも耐え抜いたのは、私に全く身に覚えのないことだからです。捜査段階では、私が中司元市長を庇っているのだろうと再三怒鳴りつけられましたが、中司元市長を庇うためであれば、命を削るような取調べを耐えられるはずもありません。

 私には一点の曇りもありません。どうか公正かつ適正なるご判断を頂きたくお願い申し上げます。

 平成21年2月2日   小堀隆恒


次に初田氏の言葉、

                              裁判長殿

 この度の事に関しましては、先ずは枚方市民の皆様方、長年にわたり、私を支えて頂いた皆様方に対しまして、混乱をさせてしまった事を、深くお詫びを申し上げます。

 また、市議会・府議会の皆様方、行政関係者の皆様方にも深くお詫びを申し上げます。

 この度の事件が発生いたしましてから今日まで、終始一貫してありのままをお話してまいりました。ただ、山本検察官には話を受け入れてもらえなかったことは残念です。

 公判の場でも、ありのままをお話しすることを心がけてまいりました。

 何が起こっていたのか、そして私が何を思い、どう行動してきたのか、そのままをお話しさせていただいたつもりです。

 ただ、月日等がいつだったのか、記憶があいまいでうまくお話しが出来なかった所が多々ありました事、お許しください。

 裁判長、どうか真実の上でご判断下さいます様、心からお願い申し上げます。

 平成21年2月2日   初田豊三郎


09.2.7 AM 10:20 (土)             中司氏の言葉

まずは行政のトップであられた中司前市長の公判結審最終(2月4日)の言葉をまとめました。微妙な違いがあればご指摘ください。これから明日に掛けて出かけますので、修正の必要があっても月曜日しかできませんのであしからず。追って、小堀前副市長、初田元府議の言葉もアップします。

                         意 見 陳 述


 私の思いは、昨年10月21日の裁判の冒頭で述べさせていただいたことと変わりはありません。
 繰り返して申し上げますが、私は、これまで一生懸命、市民の幸せを願って市長として勤めてまいりました。私が逮捕・勾留されたことによって市政に混乱をもたらし、市政に対する信頼を損ねた責任を取って辞職いたしましたが、このことについて改めて市民のみなさん、市職員並びに関係者のみなさんにお詫び申し上げます。

 第2清掃工場は、枚方市のゴミ問題を解決するために不可欠な施設であり、何とかして整備しなければならないとの使命感のもと、予定地周辺住民の建設反対の嵐が渦巻く中で、多くの方々と話し合い理解と協力を求め、10年余りの歳月をかけて苦労を重ね、一歩ずつ計画を進めてきたものです。
 いわゆる迷惑施設である性格上、規模はできるだけ小さくし、環境面で世界最高水準の施設をより透明性の高い発注方式で、しかも予算はできる限り切り詰めて―という、地元のみなさんや市議会との約束を果たそうと、担当職員と一緒に精一杯頑張ってきた結果、ようやく前に進めることができたのです。
 その清掃工場を特定の企業に受注させようなどという考えも認識も、一切ありませんでした。何らかの見返りを求めたこともなく、お金が動いていることも全く知りませんでした。

 私は市長に就任して以来、広く意見を求めて市政改革を行い、公平、公正な行政を心がけてきました。しかし、残念ながら枚方市には、公共工事で談合を画策する市議会議員が存在していました。就任後にその事実を知り、何とかして談合による不正行為をなくしたいと思い、そのことについて、初田さんとも話し合ってきました。
 市の契約・入札制度を談合ができないように改革するため、専門知識を持った警察官である平原さんや検察事務官の岸さんと情報交換をしてきました。
 平原さんから、第2清掃工場で談合が画策されているとの情報を聞き、そのままにしておくことはできず、平原さんにアドバイスを求めました。そして、その警察情報を私一人で抱えるのでなく、職員と共有しなければならないと考え平原さんから職員に説明をしてもらいました。これは、当時、私が平原さんを優秀な警察官として心から信頼していたからであります。

 捜査段階での供述調書については、検事の常軌を逸した厳しい取調べに耐え切れず、挫折感から抵抗する気力を奪われ、否認していたにもかかわらず、検察のストーリーで作成された調書に言われるまま署名してしまった自分の弱さ、愚かさが恥ずかしく、悔しさでいっぱいです。
 絶対的な権力を持った検察の前に、屈辱に満ちた苛酷な取り調べの中で何を言っても取り合ってもらえず、関係のない周囲の人間まで逮捕されるのではないか、口実を設けて再逮捕されるのではないか、このまま一年以上は出られないのではないか、などといった言いようのない恐怖感を植えつけられた、このときの精神状態は、経験したものでなければ絶対に分からないでしょう。

 それに比べて、非人道的な取調べに対し、重病を押して耐え抜かれた小堀さんの並外れた強靭な精神力は、驚嘆すべきとしか言いようがありません。長年にわたって枚方市のために真面目に勤め上げられ、事件とは何ら関わりのない小堀さんが、事実と違う私の供述調書によって不利な状況に陥るのであれば、これほど辛いことはありません。
 調書を作成するため、黙秘権すら行使できないくらい徹底的に私を追い詰めた検事が、この法廷で、机を叩いたり蹴ったり怒鳴ったりしたことはないなどと、全くでたらめな証言をされたことは、生涯忘れられないことであり、こんなことが許されるはずはないと信じています。

 こうした状況の中でも、裁判で必ず分かってもらえる、との希望を抱いてきました。この法廷で、私は、私の良心に従い、私の記憶に沿って真実を述べてまいりました。どうか公正な判断を下さいますようお願いいたします。


   2009年2月4日
          中  司   宏

09.2.6 PM 5:25 (金)                 

裁判のメモを整理し、検察の論告骨子の概要や争点、事実などをまとめたり、また、結審の弁護側冒頭部分や3人の方の最終発言などをまとめていますが、12日に行われる総務委員協議会の案件が14件も上がり、手が付けられなくなりました。
議員報告地域配布版の原稿締め切りも近づいてきておりパニックとなっています。しばらく満足な報告が出来そうにありません。

09.2.5 AM 10:45 (木)                被疑者ノート

今朝の朝刊5紙に昨日の公判の様子が掲載されています。最も紙面を割いていますのが日経で10センチ×21センチ、自白調書の信用性や、少しですが平原証言にも言及され内容は比較的充実していました。記事の大きさでは日経、産経、読売、朝日、毎日の順です。
「官製談合」という言葉は読売1紙のみとなりました。

朝日は4センチ×6センチと極めて小さい扱いで、事件の最中、あれだけ「官製談合」と決めつけて騒いだ面影はありません。

ところで、いつだったか忘れましたが中司氏の公判のなかで、保坂検事が、「あなたは被疑者ノートの中の、いろいろ書いてあるところもお読みになりましたよね」というような事を言われました。以後、ノートに何が書いてあるんだろうと気になっていましたが、知り合いの弁護士さんからいただくことが出来ました。

ノートの文字には全て平仮名が打ってあり、心構えやアドバイスが書かれています。また、記入の具体例も記載されており、読むだけで参考になります。
知ると知らないとでは人生が大きく変わります。会派入り口に掛けておきますのでご参考ください。

09.2.4 PM 7:30 (水)                地裁最後の公判となりました

中司前市長の最後の公判が終わり、先ほど役所に戻って来ました。傍聴券は抽選となりました。
検察側からの求刑は懲役2年とされました。判決は4月28日午後1時半からです。
1時半に開廷され、冒頭、川副
(かわぞえ)検事から2時55分まで、超ハイペースで意見が述べられましたのでメモは取れていません。内容は冒頭陳述と変わりありません。

弁護側の後藤弁護グループはアカデミー賞ものの素晴らしい弁護であったと思います。判決まで3ヶ月近くありますので追い追いアップしたいと思います。
公判の最後に裁判官から中司前市長に発言の機会が与えられ、中司氏は力強く意見を述べられました。メモが整理できればアップしたいと思います。公判は午後5時12分に終わりました。

09.2.3 PM 3:35 (火)                   花粉症

先週の中頃から鼻水やクシャミ、目がムズムズの花粉症の症状が出てきています。対策を忘れていました。当分の間、鬱陶しい季節が続きます。

昨晩は知り合いの弁護士
(Tさんと呼びます)さんと話し合い(新年会)をしました。いつも民事の方でお世話になっている方です。今回の談合事件の事をTさんに話すのは初めてです。意外とTさんは刑事事件の方も詳しく、被告側の弁護士もよくご存じです。さらさらと話が進みました。

Tさんの話を少しまとめてみます。
1,裁判官は無罪判決を出すと冷や飯を食らうのは常識 2,検事に事実を話してもムダ 3,検事に理解してもらおうと思うな 4,グレーは白と違う、グレーは黒と判断される 5,事情聴取は最低5日は頑張れ 6,検事が乗り気でないときは事件にしたくないとき・・・・話をしていて3時間があっという間に過ぎました。

一度、職員研修で講師にお願いされてもいいのではと思いました。一般的に言われている「証拠不十分」、「罪にあたる事実がない」は無罪など、また「疑わしきは被告人の利益に」などの言葉がいかに幻想であるか、検察・裁判所の実態が少し理解出来ました。
初田氏の求刑については、裁判官によっては執行猶予もあり得るとのことでした。

09.2.2 PM 1:00 (月)

今朝は急用が入り、初田氏にとっては地裁最後の公判である論告求刑弁論を傍聴することが出来ませんでした。また、午後からも所用のため小堀氏の論告求刑弁論を聞くことは出来ません。

お昼のNHKニュースで、検察は初田氏に懲役5年、追徴金3000万円を求めたとの報道がありました。初田氏も小堀氏も新聞には報道されます。弁護側がどのような弁論をされたのか気にかかるところです。夕方からも予定が入っておりますが、出来れば追記でご報告できればと思っています。

PM 1:40 追記:聞くところでは、初田氏の弁護側は「談合」も「収賄」も認められませんでしたが、資金の授受については弁護側も不適切とされ、執行猶予を求められたそうです。尚、判決は4月28日とのことです。

PM 4:05 追記:夕刊各紙が出そろいました。私がこだわりる記事のなかでの「官製談合」という言葉ですが、読売が「官製談合・汚職事件」、朝日が「官製の競売入札妨害(談合)」としているものの、産経、毎日、日経からは「官製」という言葉はなくなりました。朝日も「官製」を分けて用いることにより、幾分インパクトが緩くなった気がいたします。
事件当初は全紙が「官製談合」と決めつけていただけに感慨深いものがあります。
事件をじっくり調べていくと、「官製」てどこにあるのと思うような事件です。主犯は大林組と元警部補による事件であることは間違いないように思うのですが・・・一旦、捜査方針が決められるとこのような求刑になります。

PM 11:15 追記:先ほど自宅に戻ってきました。このHPは原則として役所でアップしていますが、今日は例外として自宅からアップします。検察は小堀氏を懲役1年6ヶ月の求刑としました。小堀氏の公判は午後2時半から6時頃まで行われたそうです。弁護側は平原元警部補の証言内容に対して、長時間に渡り鋭く矛盾を突かれたそうです。判決は4月27日とのことです。
事情を知る関係者の多くの方が小堀氏は無罪と感じておられるはずです。その小堀氏に1年6ヶ月の求刑ですので、検察のレベルは追って知るべしです。ムチャです。裁判官の良識に期待するしかありません。

09.2.1 PM 4:25 (日)                いよいよ最終公判

先ほど大阪地裁の傍聴券交付情報を見ましたところ、4日の中司氏の公判(論告・弁論)は傍聴券交付ですが、明日の初田氏と小堀氏の公判
(論告・弁論)では傍聴券の交付はありませんでした。初田氏は10時から、小堀氏は2時半からとなっています。

論告弁論とは公判の審理において、証拠調べが終わったのちに検察官が行う事実および法律の適用に関する意見の陳述。通常、求刑も同時に行われます。弁論は弁護人が行う最終的な主張です。

この公判では双方とも冒頭陳述が行われていますので、公判中争点となったところの判断が加味されますが、基本的に双方の冒頭陳述の内容が変わることはありません。

09.1.30 AM 10:10 (金)              インフルエンザ

国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップでは枚方地域は「注意報」
(1月21日現在)となっています。
しかし、患者数が増えているため、来週には4年ぶりに「警報」となる可能性があります。マスク、うがい、手洗いをよろしくお願いします。
昨日から議員報告地域配布版の原稿作成に取りかかっています。2月2日と4日の論告・弁論が終わると被告三者の判決日が明らかになりますが、司法の判断とは別に、現職議員として「まとめ」をご報告したいと思います。

09.1.29 AM 11:15 (木)           裁判官によって「運」が分かれるのか

昨日、読売、毎日、産経の夕刊3紙に、樋口裁判長が中司前市長の供述調書を証拠採用したとの報道がありました。

中司氏は裁判で、供述調書は過酷な取り調べが続くなか、何を言ってもムダという虚脱感のなかで作成されたものであり任意性がないと主張され、争点の一つとなっていました。
私は公判を傍聴していて、この問題は被告3人に共通しており、中司氏の主張は事実であろうと思っています。

生駒市の汚職とされる事件では、供述調書の作成過程で被疑者
(元議長)に対し、「息子も妻も逮捕するぞ」、「疑惑のデパートだから別件でも逮捕できる」、「容疑を認めれば保釈される可能性がある」などの脅しや誘導もあったとして、供述調書の任意性に疑いがもたれ、担当の西田裁判長はすべての調書を証拠採用をしませんでした。

裁判長が検察側の供述調書を証拠採用しなかった場合、検察側は裁判所を訴える事が出来る?とも聞いています。その場合、裁判は長期化するので裁判所も検察ペースにならざるを得ない事情もある?とも聞いています。

ただ、樋口裁判長は検察側に理解が深い、とのウワサを仄聞
(そくぶん)するなかで、中司氏が勾留中に書き留めた「被疑者ノート」も証拠採用されたことは、検察側、弁護側双方の顔を立てた形になっているようにも思います。

勾留中のメモ書きは、拘置所から出るときに没収されるそうです。弁護士から渡される「被疑者ノート」は没収を免れます。
皆さんも、図らずもこのような事態に陥ったときは必ず、必ず克明に「被疑者ノート」に記載するよう、強く、強くお勧めします。

※ 「被疑者ノート」は書店には売っていません。私も「被疑者ノート」がどんな物か、知り合いの弁護士さんから入手するつもりです。その時はご報告いたします。
09.1.28 PM 1:20 (水)

午前中、議会改革懇話会が開かれました。会派からは池上議員に出てもらっています。月二回のピッチで話し合いが進んでいます。来年度(4月)からはより先進的な議会運営が期待できそうです。明日は総合計画審議会が行われます。

09.1.27 PM 2:30 (火)      やはりこの事件、逮捕起訴にはあたらないのでは

昨日は初田氏に対する公判の印象をご報告いたしました。今日は少し全体的にご報告します。

私自身、公判中の事件に対する細部には、まだ分からない点があります。
今回の事件の特徴は、三人の被告が談合に積極関与した物証は何もないということです。

今回の公判は談合を「やったか、やっていなかったか」ではなく、「思っていたか、思っていなかったか」「言ったか、言っていなかったか」「聞いたか、聞いていなかったのか」ですから、あくまで細部に過ぎないことなのですが、初田氏から中司氏へお金の事の相談、または報告は本当になかったのだろうか。
中司氏は大林組が落札することを平原氏や初田氏から聞いていなかったのだろうか。公判での各証言のベクトル(方向)は一致していない部分もあります。

だからといって本当に私利私欲の悪人で逮捕、起訴の必要性があったのか検察主張では未だに良くわかりません。裁判とはこんな物なんでしょうか。

私は5月29日の事件直後の平成19年6月2日の報告日記に、「「私の印象は「ハブ(悪)退治に入れたマングース(平原警部補)がハブを襲わずニワトリなどの弱い家畜(行政側)を襲いだした」様なものではないかと思っています。ある意味、行政側はハイレベルな詐欺師の被害者でもあるように感じます。」」と記しています。ハブは地域利権で奔走する人です。名は伏せます。

このときの印象は、私が単独での調査を進めていくにしたがって深まってきました。
公判の中で、この印象を補完するような証言も多く聞くことが出来ました。また、文章で報告出来ない事も多数確認しています。
結果的には検察による無理のある逮捕、起訴により裁判が長期化していることは皆さんご存じの通りです。

話は変わりますが、ゼネコン関係者の証言を聞いていて、業界の事を全く知らない私が、いかに大林組の力が強大かを認識したことがあります。
その時、ポッ!と頭に浮かんだフレーズ
(成句)があります。
適切な言葉ではありませんが、「この事件、核爆弾を子供がいじったようなものや」・・・と、思いました。核爆弾は大林組、子供は素人という意味です。

中司氏も初田氏も地域利権排除の認識から、ローカルな土建関係についての一般的な認識はお持ちであったと思いますが、ゼネコンの凄さの認識は薄かったのではないかなと思います。

事件当初、他市の議員から、ウチの市長爆撃してや!!ウチとこはやっとるで!という声をそこかしこから聞きました。調べると、ソコの市長は建設業出身であったり、長く業界を熟知している市長であったり、言うなればその筋のプロ
(玄人・ベテラン)でした。・・・ ・・・

ウーーーン!・・・中司氏と初田氏の地域利権排除の志
(こころざし)が理解出来るだけに残念な思いの残る事件です。
09.1.26 PM 1:15 (月)               悔しい思い

23日に初田氏の実質的な審理も終了し、後は2月の論告、弁論を待つのみとなりました。

私は公判全般を通じ、初田氏の公判に一番興味を持ちました。

今まで初田氏とは議会開催中に議員控え室で話をしたり、会ったときに挨拶を交わす程度でした。個人的に飲食を共にしたこともありません。初田氏は中司前市長とも親しく、政治の世界では野人である私とは違う世界に住んでいる三世議員という認識でした。
しかし、公判を通じて彼がなぜ多くの市民に人気があるのかがよくわかりました。刑事被告人となられてはいますが彼は根っからの善人なのです。

彼自身の証言の中で、よく微妙な細部にこだわられるシーンがありました。少しでも自らの思いが違うと微妙な違いの説明をされました。公判中、よく検事さんや裁判官から「ハイかイイエで答えてください」と何度も指摘されておられていました。
「違い」には見向きもせず一本調子で型にはめていく検察の取調べにも大変苦労されたことと思います。その事もよく伝わりました。

今後下される裁判官の法的判断は別として、「談合」も「収賄」もしていないとされる理由がよくわかりました。彼は情の人であり善人です。今後の判決にかかわらず、その事は、私は自信を持って判断します。

ある方のブログを読んでいますと、23日の裁判官の質問の中で、その方の議会質問の事を「裁判官から・・・紹介されて云々」との記述がありましたが、初田氏は前市長がどうしてもやらねばならない困難な事業を大変な苦労の末、財政負担も少なく達成した事業がこのような事になり悔しい思いを語っておられたように思いました。

私は公判を同じように傍聴しながらも、ブログの方の事件認識がなぜにこのように違うものかと悲しくもありました。

私はこの公判を傍聴することで多くのものをいただいたように思います。本当にありがとうございました。
図らずも被告人となられた方に、ご主張通りの最善の結果が出ることを心からお祈りしています。

09.1.23 PM 3:50 (金)            初田氏の公判も実質終了

初田氏の実質的な公判も12時少し前に終了しました。後は27日に小堀氏が、28日に初田氏の書状の採否?について打ち合わせが法廷でおこなわれるだけです。

被告人質問では、保坂検事の方から清掃工場に関連しての平原発言の件、三起産業倒産の件、Y検事からの取り調べの件などを質問されました。また、検事の方から、弁護側から出ていませんがと前置きされて、初田氏が少ない稼ぎの中から寄付のための口座を弁護士に作ってもらっていることなどが明らかにされました。
弁護側からは大林組の山本氏と会わなかった理由について、森井氏と最後にあったときのことなどの質問がありました。
3人の裁判官からも1時間程度質問がありました。特に印象に残ったのは「賄賂」の認識についての質問でした。法律上の賄賂の意味と初田氏の認識に相違があったように思いました。
裁判長からは数々のシャープな質問があり、3000万円については「大林組からもらったとの認識でいいのか?」との質問がされました。また、先の検事からは議会議決の件も質問があったので・・・結果的には収賄とされる構成要件を満たしたような印象を持ちました。

ただ、裁判官からの質問が3000万円の件に入ったとき、具体的に聞かれる前に、中司氏に相談したことも、もらったことを伝えたことも、お金を分けたこともないと話されました。それならば20日の証言拒否の必要はなかったように思うのですが・・・何だったんでしょう・・・21日の日記で「追記」を出すことがあっただけに印象に残りました。

もう少し、公判全体の印象にも触れたいところですが、急な予定が入ったので本日はこの程度にて。

09.1.21 AM 11:15 (水)          初田氏の「収賄」とされている部分が明らかに!

昨日の初田氏の公判は午前10時から午後5時まで丸一日行われましたが、弁護側質問が長引き検察側質問の時間が足りなくなったため、23日(金)の予備日に続き
(午前10時から)が行われることとなりました。23日は午前中には終わります。

昨日の公判では、初田氏の履歴から始まり、個人の業績や人となりが紹介され、個人の経済的な現状を訴えられました。その後、この公判で明らかとなった事の検証が続きました。

特に初田氏が「談合」に積極的に関与された形跡はうかがえず、主に平原元警部補と大林組の森井氏、そして中司氏が初田氏に紹介されたM氏が事件に深く関与されている印象を受けました。

昨日の公判で、初めて検察から「収賄」とされている3000万円の部分についての詳細が明らかになりました。
9月の冒頭陳述で、初田氏は「談合」も「収賄」もしていなとされています。しかし、3000万円の授受は認められていました。
初田氏の説明によると、3000万円は大林組からではなく、府議選挙費用や倒産時の負債を何とかするためにM氏からの「資金援助」であるとされています。ただ、検察官から「領収書は出したのか」、「政治資金の収支報告書に記載したのか」との問いに「していない」と答えてられましたので、これはこれで別の罪が発生するものと思われます。

また、3000万円については、大林組の森井氏からM氏に流れ、初田氏に渡ったことをマネーフローで検察は掴んでいるはずなので、収賄ではないとすることについては裁判官の判断が注目されます。

私が特に注目したのは、検察官から3000万円の授受を平原元警部補に言ったのかとの問いに「言っていない」と答えられ、中司氏には言ったのかとの問いに対し、初田氏は二度ほど弁護士さんの顔を見られてから「言いたくない」と証言拒否をされたことでした。初田氏の証言拒否はこの公判を通じて初めてです。
一般的には「言ったということを言いたくない」と解せられます。

中司氏は逮捕直前まで「一点の曇りもなく談合をしていない」とおっしゃっていましたが、その言葉にウソはないと思っています。
たとえ、逮捕前の6月23日に、早々に談合に関与したとする供述調書にサインをしていても、初田氏から3000万円を受け取ったと聞かされていたにしても事件の本質には影響は薄いと判断しますが、中司氏は談合については「何も知らなかった」とされているだけに裁判官の心証が気にかかるところです。

PM10:45追記:日記の後半で、3000万円の授受を平原警部補に言ったのか、中司氏に言ったのか、との検察官の質問は、正確には「あなたはMさんにお金の相談をしていることを中司市長に伝えましたか」ではなかったかとの問い合わせをいただきました。
早速、傍聴されていた3名の方に尋ねたところ、尋ねた順番は中司氏が先であったが報告日記の内容で概ね間違っていないように思うとのことでした。私を含め、3名ともメモを元にされていますので表現が正確とは言えません。このようなことがあったことを追記としてご報告しておきます。

09.1.19 PM 6:25 (月)            やがて消えゆく男の定め

昨晩、NHKスペシャルという番組で「男が消える?崩壊するY染色体、精子も危機」というような番組がありました。
私は今でこそ行財政改革系の議員としての印象をお持ちの方も多いかと思いますが、最初の選挙では環境ホルモンなども問題視するオンブズマン系、環境問題系としての選挙をしました。
てっきり環境ホルモンか?とも思いましたが、事態はもっと根源的なものでした。現在でも男に必要なY染色体は貧弱で、500万年後までには無くなるとのことです。
しかし、ヒトが二足歩行して400万年ともいわれており、「こりゃ関係ないわ」と思っていると、明日からでもY染色体が崩壊しても不思議ではないそうです。現実に男性が原因での不妊が増加しているとのことです。自治体の仕事としての領域か考えてみます。

明日は初田氏の公判で、丸一日予定されています。ようやく「収賄」とされている部分について説明があると思います。昨年9月19日から再開された初田氏の公判も順調にいけば明日で終了する予定です。

本日、、議員報酬が支給されましたのでご報告。


支給額         669000  
(04. 7月より69万円から3%の減額669000円)

所得税            40730 
(平成19年1月分より所得税の税率見直し及び定率減税の廃止に伴い2750円安くなりました)

市府民税          59900  
(府が40%、市が60%となります)(07.6月 税源移譲により約1万円の負担アップ)

議員共済会費       99200 
(地方議員として最高額負担・これに公費約4割がプラスされて議員年金が支給されます。国会議員とは制度が異なります)
                       
(19年4月分より80600円から9300円アップ)(20年4月分より89900円から9300円アップ)
議員厚生会費        9000 
(04.4月2500円負担アップし、ここから議員駐車場代2720円を出す事に。以前の5000円から実質値下げ)

会派費
(改革市民会議)   30000  (改革市民会議の研修・旅費・図書購入・会派慶弔費等に充てます。不足は追加負担、余れば個人に返されます)

        -----------------------
以上が議会事務局から配られる明細書の引き去り記載分------------------------

議員駐車場代           0 
(02.10月より支払い。全国初徴収)(04.4月より上記の議員厚生会より支出。当時の駐車場代5000円)

国民健康保険       65000 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)
                              (内訳は年額で医療440000円.介護90000円、後期支援120000円です)


国民年金          14410 
(03.6月より報酬天引きから個人の自動引き落としに変更)(07.05より13580円から14100円へ負担増)
                    
   (08.4月より310円の負担アップ)

手取額         350760 円 

※市会議員は地方公務員ですが採用試験ではなく「選挙」で選ばれ、任期4年の「特別職非常勤職員」という扱いを受ける為、「給料」ではなく、「報酬」となり、「退職金」及び「諸手当」(期末手当を除く)はありません。また、4年に一度の「選挙」については無所属の私は自費となります。
尚、別に議員に支給される「政務調査費」(月額7万円)につきましては領収書も含め、使途を公開しておりますのでホームページ内「データバンク」をご参照下さい。また、年収については源泉徴収表そのものを私は公開しております。
以上、皆様の税金からいただきました。ガンバリマス。

09.1.18 PM 6:10 (日)

午前中は茨木市の市議会議員選挙の告示、正午からは親戚の法事、午後4時からは私の市政報告会を行い、先ほど終えました。次回は2月15日です。HPトップ左下「お知らせ」コーナーをご参照ください。

09.1.17 AM 11:50 (土)            阪神大震災から14年

例年、17日は午前5時46分には目覚ましで起きて、明かりを付けず、「あの時はよう揺れたなー。たくさんの方が亡くなったなー」と思うようにしています。しかし、今年は床についたのが午前3時頃であったため寝坊しました。自分の中で危機意識が薄れてきたように思います。関西圏で再び大地震の起こる可能性もあり、気を引き締めて事にあたります。

昨日(16日)の公判では、検事から取り調べの様子、調書の作成過程、被疑者ノートなどについて質問がありました。その後、弁護側、裁判官から質問が続き午後1時52分に終わり、1時54分から大林組の衣笠氏が再証人尋問を受けました。衣笠氏からは枚方市の中央図書館棟改修工事で談合を行い三井住友が落札するよう調整されていた実態について述べられました。
証人尋問は午後2時7分に終わり、事務上の調整後、2時14分に公判は終了しました。中司氏の公判は16日で実質終了しましたが、1月28日午前9時40分に20分程度「弁論」を行うことが決まりました。この公判は予定表にはありませんのでご注意ください。

昨日の印象としては「供述調書の任意性」がメインであったように思いますが被告には少々厳しい印象を受けました。弁護士さんが常々言っておられるように、やっていないことにはサインをしてはいけないということです。それでも厳しい判決がでるのが日本司法の現状です。

09.1.15 PM 2:15 (木)               新聞記事

今朝の産経新聞朝刊に、昨日行われた公判の中で、弁護側質問の様子が掲載されていましたので紹介します。
記事には取り調べの様子が紹介されているのですが、私は何度も公判で聞かされてきたので、特にご報告をすることはないと判断しましたが、このように記事になると一般市民の方には新鮮な事実と感じられると思います。

      枚方談合 「検察官から暴言」  中司被告、公判で主張

 大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事を巡る談合事件で、競売入札妨害(談合)の罪に問われた元枚方市長、中司宏被告(52)の公判が14日、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。弁護側は勾留中に中司被告が取り調べの様子を書き留めた「被疑者ノート」の内容について質問。中司被告は、取り調べ担当の検察官から「(中身のない)ハリボテ人間」などと暴言を浴びせられたことなどを語った。
 弁護側は公判で、中司被告が検察官に「自白を強要された」と主張、供述調書の任意性も争点の一つとなっている。
 中司被告は弁護側の質問に、逮捕される前の事情聴取について「起訴は決まっている。逮捕か在宅(起訴)かの瀬戸際だと机をたたいて脅された」と述べた。逮捕後も否認したことに対し「検察をなめているのか。逃げ得は許さない。逃げようとするやつはモチベーションがなくなるまで刈り取る」と繰り返し怒号を受けたと述べた。
 供述調書の署名拒否などを接見でアドバイスしていた弁護人については「弁護人はペテン師だ。モルモットにされているだけ」と言われたことなど、被疑者ノートの記載をもとに当時を振り返った。
 また、最終的に供述調書に署名した理由として、「意に沿わない供述調書を作成されたが、最後は自分の弱さに負けて署名してしまった」と訴えた。


以上が産経新聞朝刊の記事です。最近では新聞記事からも「官製談合」という言葉を用いない社も出てきました。

14日の公判で明らかになって気になることは、役所への家宅捜査が平成19年5月29日にあり、中司氏への任意の取り調べが6月23日午後1時から深夜12時30分、6月30日午後1時から午後10時30分、7月1日午後1時から深夜12時30分、7月4日午後7時から午後10時過ぎと計4回行われ、7月31日の逮捕となります。

中司氏は「談合には関与していない」とされつつ第1回目の6月23日の深夜
(取り調べ時間約12時間)に検察側の供述調書(談合に関わった)にサインされました。・・・・早すぎる!・・・・その後、署名の撤回、再署名を繰り返しつつ逮捕後もダッチロールされます。ご本人にとっていかに過酷な取り調べであったかは公判でも述べられています。私は以前から今回の捜査と取り調べにマスコミも含め人権上の問題があると報告してきました。

ただ、小堀氏に対する凄まじい取り調べを聞いた後では、中司氏にはもう少しがんばってほしかった、とは勝手に思うものの、もし私がその立場に置かれたならば3時間も持たないようにも思うのです。

仮に、私への取り調べ3時間後は「無罪、有罪問わず、頭が良くって怖い物なしの検事さんのおっしゃるとおりです。スイマセン私に落ち度がありました・・・強い人には逆らいません。なんでも署名しますから家に帰してください。やってなくても罪を認めるのでどうか執行猶予をお願いします」というものです。
冷暖房もウォッシュレットもない勾留中の辛さや、家族や親戚、周りの人の心情、裁判費用などを考えると、とてもとてもです。
この捜査はおかしい!主犯のすり替え!三被告がんばれ!

09.1.14 PM 7:10 (水)

今日の中司前市長の公判は午前10時から午後4時40分頃まで行われました。昨日の公判から会派全員で傍聴に行っています。
弁護側からの質問の後、午後2時からは検事からの被告人質問となりました。
検事からはメトロ会談以前の岡市氏との関係、平原元警部補との関係、メトロ会談の内容、南部市民センターの件、岡市氏引退の件、四条畷事件の件、寝屋川のM氏の件、森井氏や初田氏の証言との相違について、中司氏の談合認識についてなどが質問されました。私は少々違和感を感じるところがありコメントは控えますが基本的には昨日と同じ考えです。

次回は16日(金)午前10時から603号法廷です。603号法廷は裁判員制度にも対応した法廷で比較的快適です。
16日の被告人質問は午前中で終わり、午後2時から検察側からの衣笠氏
(大林組やったかな?)が、急遽、再証人尋問を受けられて中司氏の公判は終了する予定です。
09.1.13 PM 2:05 (火)

中司前市長の公判が午前中に一旦終わりましたので役所に戻って来ました。午前中の公判では弁護人による被告人質問でした。平原元警部補との証言の食い違いをことごとく翻して行かれました。
検察側の被告人質問もありますので軽々に論じることは出来ませんが、公判の傍聴をしていて感じることは、市長や副市長には逮捕、起訴にあたるような事は感じられません。

明日(14日)は、午前10時から603号法廷です。

09.1.12 PM 2:40 (月・祝)             冬本番

昨日の消防出初式、今朝の成人祭
(新成人4492名)と大変寒い中、来賓の方々や裏方で段取りをしていただいた職員さんはお疲れ様でした。参加された方々が風邪をひかれないように祈ります。私は未だに下半身の冷えが取れません。

8日にお知らせしましたが明日からは中司前市長の公判が続きます。また、そのまま夜も予定が入っていますので今週はなかなか日記がアップ出来ないと思います。

09.1.10 PM 5:25 (土)              人生はシュール

早いもので新年から10日がたちました。午前中に墓参りを済ませました。
父が亡くなって5年になりますが、突然死であったため、未だに亡くなった気がしないのは困ったものです。
一週間でも看取る作業があった方が良いように思います。もっともあまりに長いのも周りの疲労を考えると・・・・人生難しいですね。

最近は、忙しい年末よりも日程に余裕がある年始に人とお会いする機会が多いです。
様々な方からお話をお聞きしていますと、私の議員報告地域配布版やホームページの日記報告などで「大林組と元警部補による枚方談合事件」のご報告をしていることについて、「被告からカネをもらっている」とか「中司氏らの政界復帰後を考えて被告寄りの報告をしている」などと言っている人もあるとのことです。

カネをもらわないと動かない人の発想と思われますが、怒りを通りこして悲しくなります。「オノレでちゃんと調べてみろ!」と言いたいところです。調べればわかることです。・・・・検察の行き過ぎが・・・・人生難しいですね。

明日は消防出初め式、明後日は成人祭に出席します。

09.1.8 PM 6:45 (木)             実質、小堀氏の公判終わる

先ほど、小堀前副市長の公判から戻ってきました。昨日と今日の2日に渡って、ご本人による被告人質問が行われました。
公判は、小堀氏が大林組が落札することを知った上で、平原元警部補や初田氏に入札情報を流し、談合の共謀関係があった、という検察主張に対して質問が行われました。
しかし、すでにご存じのように小堀氏からは収賄も価格工作も関与されていない中で検察側の質問は終始すれ違いに終わりました。最後に三人の裁判官からも50分近く質問が出されました。
(このことは何を意味するのかわかりません)
裁判では「知らない・知らなかった」ということも裁判官が納得出来るよう証明しなければなりません。裁判官の判断が注目されるところです。

私自身は、小堀氏についてはなぜ逮捕起訴されなければならないのか未だに理解出来ません。無罪を信じています。
公判日程は19日の予備日が事務上の都合で使われることになりました。午前10時から603号法廷で行われます。

しかし、19日は他の証人も小堀氏本人の尋問もなく、実質、公判は本日で終了しました。長い長い公判、本当にご苦労様でした。2月2日の論告・弁論があるのみです。

来週は中司前市長の被告人質問が13,14,16日に行われます。13日は午前中の公判で803号法廷です。

追記:全体の公判を通じて感じることですが、裁判では実名が出てきます。公務員が特定の議員などに「仕事」や「選挙」を肩入れしたことも実名で出てきます。やはり公務員として問題がありますので職員さんは適切に対処されるのが良いように思います。これは老婆心からです。

09.1.6 PM 4:15 (火)

昨日紹介しましたムハマド・ユヌス氏のことが、偶然に今朝の朝日新聞の1面と9面に紹介されていました。ご参考いただければと思います。
明日は午後1時半から小堀前副市長の公判が開かれますので傍聴に行く予定です。

09.1.5 AM 11:30 (月)寒の入り         ムハマド・ユヌス氏は救世主となるか

先ほど「新年交歓会」が終わり通常業務に就きました。

年末から年始にかけて読んだ本の中で、久々に唸った本がありました。「貧困のない世界を創る」という題名で副題として「ソーシャル・ビジネスと新しい資本主義」と記されています。著者はムハマド・ユヌス氏、出版社は早川書房です。ムハマド氏は2006年のノーベル平和賞受賞者です。

私は学生時代に読んだマックス・ヴェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」以来の感銘を受けました。
資本主義の根本は「勤勉」にあります。近年のアメリカ資本主義は冷戦終結後「勤勉」よりも、グローバル
(世界的)という旗印の下、「金で金を生む」金融帝国主義に陥り、実体経済と乖離した消費経済を維持してきましたが、とうとう世界を巻き込んだ混乱を作り出しました。
激動期の今、本書は資本主義、自由主義、民主主義を基本とする中で、諸制度改革のヒントが散りばめられています。
私は中小企業、個人事業主専門の金融機関(信金)、会社経営、マイクロマニュファクチュア(職人)、地方政治議員と携わり、様々な矛盾を見てきました。この本は、今後の政治改革、経済改革にも通じる所があります。是非、お読みいただければと思います。

09.1.4 PM 4:00 (日)

役所は明日から仕事始めとなります。
さて、今週の公判は、7日、8日と午後1時半から小堀前副市長の被告人質問があり、13、15、16日は午前10時から中司前市長の被告人質問があります。
9月19日の初田元府議の公判を皮切りに始まった談合事件の裁判も1月20日の初田氏の被告人質問を終えると2月2日、4日の論告、弁論で終わります。
最後のストレートに入った公判をしっかり傍聴していきたいと思います。

09.1.2 PM 1:20 (金)                 2009年

お正月はいかがお過ごしでしょうか。

娘が元旦一日だけ休み、今朝から出勤しましたので、なにやら落ち着かず私も役所に出勤しました。
といっても役所はエレベーターも止まり人影は無く、整理程度しか仕事も無く、議員控え室の室温は7℃。着込んでもさすがに寒いです。役所に来た以上はサンドイッチを買って夕方まで立てこもるつもりです。

くずはモールに寄って役所に来ましたが、くずはモールは超満員でした。若い人も多く何かホッとしました。